どうも!minemoです。
お元気ですか?お元気だと嬉しいです!
皆様は、履歴書に書ける資格はお持ちですか?
さて、今回は「デザイナーのくせに、独学でFP3級の資格を受けました」の記事になります。
(自己採点では8割あったので、合格していると思います。続報をお待ちください)
それでは、早速見ていきましょう!
FP(ファイナンシャル・プランナー)とは?
協会のHPから引用しますと…
「相談しに来た方の、お金の使い方をサポートするために必要な資格」といった印象ですね。
デザイナーのくせに、FPを受けた理由
FPをお持ちの方の本が人生の役に立ったから
以前、「手取り14万だった頃の、家計簿の内訳がひどかった」という記事を書きました。
赤裸々に書いたこともあり、結構、反響が大きかった記事です。
その際、家計簿の見直しのきっかけになったのが、FPの資格を持つ、横山光昭先生の本でした。
この本は、Amazon kindle unlimitedで無料で読むことができます。(正確に言うと月額980円支払うと読める本の一つ。)
私は、Amazon kindle unlimitedに加入しているので、家計簿の割合を見直すと同時に、Kindleで読める横山先生の著書をひたすら読み漁りました。
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依頼者の方々の借金や負債を、FPという資格を持った横山先生の手腕で解決していく様子を見て「これは爽快だな〜!」と思いました。そして「FPの資格があれば、家計についても意識がいくかも…! 最終的にお金持ちになれるかも…!?」と思い、勉強をはじめました。
デザイナーである前に「社会人」として、お金について体系的に学びたかった
この一言に尽きますね。
「社会人として使えそうな知識ですぐに役立ちそうなもの→お金に関すること」という、短絡的な思考もあり、受けることにしました。
値段がそれなり(3級だと6000円くらい)
それに比べてFP3級は、6000円(プラス税金・手数料)です。
万が一、受からなかったとしても「1万以上ドブに捨てた…」と思うよりはダメージが少ないなと思います。
合格率が高い!(FP3級だと7割前後)
点数自体6割取れたら合格なので、合格率もそれに伴ってか7割とかなり高めです。
実際FP3級は、比較的簡単に取れる資格と名高いのでチャレンジしてもいいと思います。
個人的にお金に対するコンプレックスがえぐかったので克服のために
前に美大コンプレックスについての記事を書きました。
そこで、美大コンプを掘り下げた結果、「お金に対する執着」が半端ではなかったので、その克服のためにもFPを学んでみることにしました。
独学での勉強方法
FP3級程度だと、講座を受けたりせずとも、独学でイケるとのこと(By.相方)だったので、私も「テキスト+問題集のみ」で学習しました。
わたしが勉強で使用していたのは以下の2冊です。
とはいえ、教科書だけでは分からないところや、深堀りしたいところは、適宜Google先生で調べていました。
ひたすら教科書をノートに整理した
「一冊のノートで全部わかるようにしろ!(By.世界史の恩師)」
という教義のもと、ひたすら教科書の内容をルーズリーフにまとめていました。
大学受験の頃から変わっていません。
私は手で書いて覚えるタイプだったので、この方法は相性がよかったです。
時間はかかりますが、その分だけ忘れにくくなっているように思います。
1.ライフプランニングと資金計画(公的な保険とか)
2.リスク管理(生命・損害保険とか)
3.金融資産運用(株式・資産運用とか)
4.タックスプランニング(所得税メイン、確定申告で役立つ知識)
5.不動産
6.相続・事業承継(相続税とか贈与税とか)
まずは自分の興味があった「3.金融資産運用」「4.タックスプランニング」からスタートして、そのあと1章から順番に取り組んでいきました。
一章終わるごとに問題集を解いた
1章まとめ終わったタイミングで、自分の理解度を測るため・知識の定着のために、問題集の問題を解いていました。
「まったく教科書を見ずに問題を解いてから、教科書を読む」という勉強方法もありますが、
私の場合は、「解けないことに対するダメージが大きい」 & 「資格取るためだけに覚えがちになりそうという懸念」のために、教科書をノートに取る方法で進めました。
試験1週間前から、過去問をひたすら解いた
教科書・問題集をちょうど1週間前までに終わらせて、それから日本FP協会の試験問題(過去問)をガリガリ解いていました。
私の場合だけかもしれませんが、模擬の実技試験でライフイベント表と、四季報や会社の決算書が出た際に、固まってしまいました。これは過去問を2〜3問解くと、やり方が分かりました。
受験当日
2〜3週間前に、受験票のはがきが送られてくるので、それを確認します。
家のそばに受験地候補があったのでウキウキだったのですが、はがきを確認すると行き帰り3時間かかる場所に飛ばされていてキレそうになりました。
学科試験(第一部)
早めに解き終わったら、一時間後そのまま退出してご飯&勉強
全部で60問のマークシート。正誤30問。選択問題30問。
試験時間の2時間中、1時間経過すると途中退室が可能なので、終わった人から退出してました(3分の2くらい)。
私もそのタイミングで外に出てサッとご飯を食べて、次の実技試験に備えていました。
実技試験(第二部)
過去問に慣れてたらだいたい20分くらいで解ける。
全部で20問のマークシート。3択問題。試験時間は1時間で途中退室不可。
わたしは20分くらいで終わっていたので、しばらく寒さと腹痛と戦っていました。
持ち物
必須:受験票・筆記用具・顔写真付きの証明書・腕時計・計算器
必要なものは、受験票のはがきに書いてあるので、それ通りに持っていきました。
わざわざ受験用に証明写真を撮らなくても、運転免許証・マイナンバーカードなど顔写真付きの証明書があればよかったので楽。
あってよかったもの:アルコール消毒のボトル、カイロ(冬)
100均で買ったスプレーボトルにアルコールを入れて持っていったのは、いろんな場所で重宝しました(トイレ、食事時など)。
あと、コロナ対策のために窓やドアが開けっ放しで、暖房が効かずに寒かったので、カイロが命綱でした。
冬の試験会場は、とっっっても寒いと見越して、万全の温かい格好で行くべきでした…
必要なかったもの:教科書・問題集
私の場合ですが、一冊のノートにまとめていたため、一応持っていった教科書と問題集は開くことなく役目を終えました。
自分が間違えた箇所が一発でわかるようにしてあるノートだけで十分でした。
結果がその日のうちに自己採点でわかる
その日のうちに、模範解答がアップされるので、自己採点。
両方8割あったので、多分マークシートの塗り忘れや名前の記入忘れがなければ合格したことになります。
結果は、3月頭に出るので、また報告します。
実際FPの資格ってどうなの?意味ある?→ある程度は。
FPの資格だけを持ったからといって、士業の仕事は出来ない
FPの資格を持ったからといって、税理士、法務書士など、士業の方々の業務をやることは出来ません。
例えば、FPの資格しか持っていないのに他人の確定申告を代わりにやることは出来ません。法に触れます。
そういう意味で、仕事においてFPの資格を持つ意味があるか?と聞かれると「仕事に活かすのは業種次第ですね…」という回答になります。
保険の販売員や士業の方々がFPを持っていた場合、「顧客のお金の流れを組み立てる→自分の仕事を使ってもらえる」という流れを作れます。
「保険」「不動産」「遺産」など、「守るもの」がある人のための知識メイン
やってみた結果、FPは「今お金が手元にある方々がどう振る舞うのがいいか」を体系的に学べる試験でした。
実際、実技問題に出てくる方は「40代で家を持ちまして…」「60歳になったので、年金が貰える65歳までに、どれくらいのお金が切り崩せるかしら…」などなど、資産がある・守る家族がある方々ばかりです。
と思いつつ問題を解いていました。
「税金」「株式など資産運用」「社会保障」については、体系的に学ぶ価値アリ
ただ、確定申告で必要そうな税金の控除の話や、株式投資、社会保険についてはざっと概要に触れただけでも価値があったなと思います。
上の1章・3章・4章あたりは、学んでおいてもいいかもしれません。
まとめ:FP3級なら学んでおいて損なし
以上になります!
勘違いしていたのが、
それはそうです。
FPは、将来的に自分が40代50代になった時に、家族や資産が出来た場合の振る舞い方が体系的に学べる資格だと思います。
また、私個人の問題ではなく、田舎の両親にも適応が可能です(年金を受給する?それとも繰り下げる?実家をどうする?などなど)
とはいえ、家のローンや保険、年金など、額が額なので、知っておいて損はない内容でした。
税金についても、事細かに控除のことは書かれているので確定申告時には役立ちそうです。
資格を取ることをメインに据えなくても、教科書を読むだけでも勉強になると思います。
そして、資格試験は努力した分、適切に報われる感じがするので、病みつきになるのも理解できました。
色々資格を取ることを、もっと気軽に楽しんでもいいかもしれません。学ぶのは楽しい!
それでは素敵な資格受験生活を〜!