女の子を描くことだけが絵を描くことじゃないと、ファンアートで気付いた話

自粛期間中にファンアートとして2ヶ月イラストを書き続けていた

どうも！minemoです。

自粛期間がとりあえず開けたからといって、昔の生活に戻る訳ではないことを、最近ひしひしと感じております。
実際、自粛期間として2ヶ月ほどありましたが、minemoの場合、毎日の通勤時間2時間が空いた分、

と思い立ち、iPad ＋ Apple pencilでモリモリおえかきをしていました。

内容としては、わたしが好きで聞いているラジオ番組のパーソナリティーをただひたすら書きまくるという、ファンアートなのですが、メチャクチャ楽しかったです！笑
らじおおえかきと称し、この期間の間に30人くらいの似顔絵を描いていました。

ファンアートを描いてよかった事

好きな人物・番組を紹介できた

ラジオ番組を聴き始めたのは、ここ2年位の話ですが、好きな番組は、かかさずラジオアプリで聞いていました。
ハロプロ関係のラジオ、アトロク、ANN0、深夜の馬鹿力、文化放送の深夜枠、ハライチのターン！…。ラジオがきっかけでお笑い芸人にハマり、しばらくYoutube漬けの生活でした。
私の身の回りには、そんなに芸人が好きな人もいないので、布教の意味も込めてSNSにアップしていました。

面白かったのが、普段自分のツイートを見ないアカウントの方が、タグで辿ってきてくれて、フォロワーの割にエンゲージメント数がエライことになってたのも勉強になりました。
ただ、やっぱり好きな番組を聞いてもらうためには、別の手法がよかったな〜と発見がありました。

イラストとデザインとの組み合わせが上手く出来た

らじおおえかきをやるにあたり、一度形式を決めました。

「後の工程は決まってるしな」と心の余裕が出来、人物の造形を描くことに一番労力を割く事が出来ました。その後の色や文字の組み合わせなど、デザイン作業に尽力できたので、形式を決めるのがとにかく良かったです。

ちゃんとデジタルで絵を描きたくなった

20年くらいアクリル絵の具などアナログで絵を描いていたこともあり、食わず嫌い的にデジタルおえかきを避けていました。しばらくアナログでも絵を描かないこともあったので、本腰入れてやってみると、かなり楽しいものでした。

デジタルならではの、表現や素材の使い方、レイヤー、拡大縮小
そして「command + Z」の威力！笑

仕事で馴染みのある知識を流用させて、デジタルおえかきが出来たのがよかったです。

人物を描いてもいいんだ！という自信になった

私が普段見ている世界では、ラノベやスマホゲームに登場する、いわゆる可愛い女の子イラストが世界の全て！と思っていたこともあり、女の子のイラストは自分が描く必要もないな〜とイラストを描くことから遠ざかっていました。
そんな中、知人があるお笑い芸人のファンアートやラジオ番組の内容のメモをひたすらSNSにアップしているのを見ていて

と吹っ切れました。

書き続けるうちに、パーソナリティに可愛い女の子の割合が少なく、代わりに中年のおじさんが多いことに気づきました。そしてそれを描くことの楽しいこと楽しいこと！

気づかせてくれた知人に感謝です。

そして気づいた、「コミュニティで評価される絵を描くこと」じゃないと意味ないと思ってる自分に

先程述べたように、"フォロワーは一人も増えなかった"らじおおえかき中でしたが、不思議とマイナスな感情に襲われることがありませんでした。

「女の子を描くことだけが、絵をかくことじゃない」と気づいて楽になった

思い返せば、自分の属しているコミュニティで評価されるために、BLを履修し(今でも読むことあるけど描かない)、可愛い女の子を描くように努力し、芸術は爆発だ！と言わんばかりの絵を描いて〜ということをやっていたな、と気づいてしまいました。だから評価されなかったら、「アンタのためにやってるのにどうして評価してくれないワケ！？」とキレていた自分がいました。

別にそんなことをする必要がなかったんですよね。

今では「自分が描く必要はないけど、別にそれでいい」と開き直るようになりました。
広報する場合は考え方を変えないといけませんが、趣味でやる分には、フォロワーが増えなかろうと、ファボリツがなかろうと、別にどうってことないな、と思いました。

勿論、可愛い女の子のイラストが嫌いとか苦手とかじゃなくて、自分の趣味嗜好が多様になった結果、過剰摂取しなくてもよくなったといった方が近いです。SNSに流れてきたら今でもピン留めします笑

自分が描きたいものと、世の中の需要が違ってたってだけの話です。

まとめ：好きな絵を、描く！

「あからさまに評価されるために絵を描くということ」をしない決断で、こんなに楽になれるのか！とスッキリした出来事だったので記事にしました。

総括すると、メインでおじさんたちを描いてメチャクチャ楽しかったなっていう話です。
もちろん、ファンアートとはいえ肖像権などの問題も有り、かなりややこしいので、コレ以上は踏み込みません。でも、おかげで好きな絵を描いていい自信になりました。

評価に左右されない、自分の道をみつけられるといいですね。
それでは素敵なお絵かきライフを〜！