LIFE

【経験談】未経験からデザイナーになるため、イベント開催して内定頂けた話(何故?)

現在私は、私大文系を出て、(未経験として)デザイナーとして働かせてもらって4年目になります。
この仕事をやっていなければ、サーバーを借りてブログをやることもなかったと思うし、思考も深くならなかったと思うので、デザイナーに本当になってよかったな!と思います。

ただ、周りから「アイツが、デザイナーなんてよくなれたよな…」という印象があるらしく、「どうやって美大も出てないのにデザイナーになったん?」と聞かれることもしばしば。

みねもり
みねもり
こればっかりは、”人との出会い””運”としか言えないかも…

そこで今回は、minemoが現在インハウスデザイナーとして内定が貰えるまでを、お話します。

今回の記事は、デザイナーになりたい人が読んでも、あんまり参考にならないと思います。なぜなら、正直ウェブ業界と関係ない、ローカルなイベントという、異質なことをしたからです。
デザイナーになりたいなら、王道的にスクールにいくとか、デザインソフトを覚えるとか、そういう地道なことをやる方が確実だと思います。

それではどうぞ〜!

ここでは「釣り業界」への熱意がすごくあった、という表現にしておきます。「釣り業界」を「コスメ業界」や「食品業界」など、皆さんの心の中で置き換えてください。
(何故釣りかというと、プライムで見た放課後ていぼう日誌が面白かったから)

未経験からデザイナーとして働けるようになるまで

前職との相性が悪かった

新卒として知人のツテで入った職場が、人間関係の軋轢がすごい&薄給だったため、「これは…半年持たないかもな…」と思いつつ、結果として1年半働いていました。その時、精神を病む一歩手前くらいまで参ってしまい、かなり周りに当たりまくっていた時期でした。その説は本当に申し訳なかったです。

その時かばってくれていた、直属の上司にレコメンドされた「釣り業界」にドハマリして、それにのめり込んでいきました。
合間があれば「釣り」に行く程だったので、必然的に

みねもり
みねもり
「釣り業界」の職場で働きたいな〜!

と思うようになりました。が、当時は「まぁ大卒だし、もっといい会社で働きたいな…プログラミングとかやるか…」と、かなり安易な考えで、プログラマーとして働いている先輩に相談することにしました。

転職先として、デザイナー職を探すことにした

大学時代からお世話になっている、IT企業でプログラマーとして働いている先輩に相談すると

プログラマーの先輩
プログラマーの先輩
minemoさんは、プログラミングよりもグラフィックとかウェブデザイナーの方がいいんじゃない?
みねもり
みねもり
なるほど

単純ですね。とりあえず、教えてもらったドットインストールの『HTML講座』『CSS講座』を履修してから、転職活動をはじめました。(余談ですが、ドットインストールは、3分✕約20本の動画で、それぞれのプログラミングの概要を教えてくれます。良いです。)
細々と転職活動をしていると、やはり未経験の状態だと、枠が狭くなったり条件が厳しくなったりしたので、「う〜ん」となっていました。

デザイナーの知り合いが出来た&ここしかない!という会社を見つけた

「明確にデザイナーになりたいな!」と思ったのは、友達が町家を借り切ってイベントをしていたのにお邪魔した時、デザイナーの方と知り合いになったのがきっかけでした。
その方は、京都の町家で雑貨屋を営みつつ、デザイナーとしても活躍していて「そんな素敵な人生があるの!?」と驚愕してから、「本気でデザイナーになるぞ!」と腹をくくりました。単純ですね。

丁度、そのタイミングで「釣り業界」かつ「未経験でも会社でデザイナーを育てます」という会社を発見しました。

みねもり
みねもり
ここしかないやん!!!!!!!!!

内定が欲しかったので、町家のイベントを開催した(なんで?)

「絶対ココに就職するぞ」という強い意志を持ったはいいものの、その会社の応募期間が2週間を切っていたので、すぐに応募しました。が、自分にはデザインのスキルがなかったので、考えた結果

みねもり
みねもり
イベントやるか
うま棒
うま棒
なんで?

なんで?本当になんででしょうね。
「もっと業界について調べた上で、Adobeソフトの習得して、ポートフォリオを作ったり、やり方は色々あるのに、何故notデジタルのイベント?」ってなりますね。

思い返すと、大学生の頃、美術部の有志3人で大きめの会場を借りて展覧会を開いていたことが、自分の中では大きかったと思います。
急ピッチでパッケージング出来ることが、minemoの場合、イベント開催だったんですね。

イベントでは、人生初のチラシを入稿したり、町家を貸してもらったり、演劇の先輩に稽古に付き合ってもらったり、栄養士の方に料理を作ってもらったりと、とっても良いイベントになりました!かなり強引過ぎたところもあったので、協力してもらった人、来てくださったお客さんには今でも感謝しています。大好き!

▲人生初入稿チラシ。初々しさがありますね▲

同時期に面接に行ってきた

そして面接ですが、上司が黒シャツ・黒ジーンズ・真っ赤なスニーカーで現れた時は「これが…デザイナー!」と思ってテンションがアガった記憶があります。

「minemoさんがやってるみたいに、企画を出してそれを発信するっていうのは出来ないと思うけど…」と言われた際、

「それは、デザインをやっていけば発信と同じことになると思います!私は、自分がデザインした商品を売りたいんです!」と強気な発言をしていた気がします。
そして、「こっからの時代は『釣り』しかやることがないと思うんですよ!」と、本業の人に熱烈にアピールました。今思い出すとヒヤリとします笑

内定を貰えた

「働くのが楽しみだけど、基礎がないし、未経験だからメチャクチャ困るかな…?」と思っていましたが、大事に大事に育ててくれたので、とりあえず今は会社の戦力になっている感じです。適切な量とレベルの仕事を振ってくれた上司には本当に本当に本当に、尊敬&感謝してます!

うま棒
うま棒
つい最近、その上司に「デザイナー向いてないわ」って言われた話は?
みねもり
みねもり
流石に心折れかけたヤツね…また今度話します

未経験の自分の何を買ってくれたか?→ポテンシャル(行動力という名の暴走)

名のしれた私立美大でデザイン学科を卒業してる同期と、同じタイミングでの採用だったので「ナゼ私も一緒に…?」と思っていましたが、一言で言うと本当に「ポテンシャル採用」だったな〜と思います。

「デザインやりたい!」と思ってから、「イベントやるぞ!」「チラシつくるぞ!」「人呼ぶぞ!」という行動力(悪く言うと暴走)を買ってくれたって感じです。上司&会社ありがとう。

みねもり
みねもり
行動力だけは昔から言われるな…

まとめ:人のつながり大事!

思い返すと、本当にキーパーソンがいすぎて、「こんなにお世話になってたのか!」という気持ちが湧いています。

みねもり
みねもり
デザイナーになれたのは、周りの人のおかげ!

これからデザイナーになりたいな〜という人は、一度なりたい業種(デザイナー、プログラマーあたり)の方の話を聞く場にお邪魔してみるのがいいかもしれません。今では、オンラインイベントなど開催多数ありますし、オンラインサロンなどのコミュニティーもあります(良質かどうかは置いておいて)。体系的に勉強したいなら、スクールや専門学校という手もあります。SNSで交流も可能です。

みねもり
みねもり
デザイナーになりたい方のお役に立てるかわかりませんが、minemoにも話してくださって良いので…
うま棒
うま棒
Twitterなど気軽に絡んでくれよな!

人とのつながりを大事にしつつ、日々研鑽出来るといいですね!
それでは!